「エマニエル坊やは今何をしているのでしょう?」
とふと頭によぎったら、
あなたはその問いをどう対処するでしょう?
そんなこと興味がないとほおっておくかもしれません.
(大半がそうでしょう)
インターネットが可能な環境であるなら、
検索エンジンで検索するかもしれません.
人とおしゃべりの途中なら、
それが話題になるかもしれませんね.
極端で申し訳ないたとえ話ですが、
皆さんはふと浮かんだ疑問の数々を
どのように対処していますか?
自分の力で考えますか?
それとも人に答えを委ねますか?
あるいは「探偵ナイトスクープ!」に
依頼するかもしれませんね?
…冗談はさておき、例えばミステリー映画を観るとき、
その答えはその映画の中にあるものを
決め付けて観ていませんか?
この映画、「マルホランド・ドライブ (2001.米)」は、
結局最後は「なんだったの?」という映画です.
この映画の監督であるデビット・リンチは、
「エレファントマン」や「ツインピークス」、
「ストレイト・ストーリー」
と独特の個性と幅広い慣性で
いろんな作品を作りつづけている監督です.
この映画のDVDの特典インタビューの中で彼は、
「この映画の答えはあなた自身の中にある。
それはどんな解釈をしてもらっても自由だ。」
とコメントしていました.
このコメントを聞いて、考えたことがあります.
「物事のいろんな答えってひょっとしたら、
画一的ではないのではないか?」
皆さんがあたりまえに知っていることを、
自分は知らない.
それを知らないことが恥ずかしいから、
知っている振りをする.
素直に「わからなから教えてよ。」って言えないから、
ひょっとしたらその中にある可能性を逃していないか?
「えっ?ひょっとして損してない?」
最近テレビドラマで、
「天才 柳沢教授の生活」というドラマがありました.
(※〜02.12月 終了)
あの漫画はずっと前から注目していたのですが、
主人公である柳沢教授は好奇心の塊みたいな人で、
自分が知らないことはすべて「研究」にしてしまう人です.
確かに「わからない」、「知らない」とアナウンスすること、
つまり素直になることは時として恥ずかしいことです.
自分に大きな自信がないと言えないかな?とも思います.
そんなことを言える人をうらやましく思います.
しかし、ためしにそういう風に決めてかからないで、
考えてみようかな?というスタンスで
もう一回この映画を観てみたら、
とても深く興味深かったのです.
いや、発見でした。
こんな楽しみ方もあるなんて.
因みに、主演のナオミ・ワッツは
ハリウッド版「リング」でも主演をしてます.
ボクは男性なので恐縮なのですが、
そのナオミ・ワッツとローラ・エレナ・ハリングの
××シーンは、
今までのそういうシーンの中でとても美しく、
とても官能的でした.
さて、あなたはこの結末をどんな風に考えるのでしょうか?
自分自身で考えてみましょう!
〜豆知識〜
「マルホランドドライブ」とは、
山肌に「ハリウッド」と書かれた
超有名な看板があるところを通る、
ロスアンゼルスとサンタモニカを結ぶ道のことです.
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「マルホランド・ドライブ」
ナオミ・ワッツ
ローラ・エレナ・ハリング
ジャスティン・セロウ
監督、脚本: デビット・リンチ
製作: メラニー・スウィーニー
撮影: ピーター・デミング
音楽: アンジェロ・バダラメンティ
official site
http://www.mulhollanddrive.com/
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白橋 哲 拝
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